記念誌作成の手引き
教会の記録は、教会長と信者さんの記録そのものです
その節年に記憶を記録に現しましょう
布教または開設からの節年を迎えられる教会の多くは、先師の偉業を後世へ伝え、継承してゆくことを願い、記念冊子を制作されます。ところが、一口に記念誌の原稿制作と言っても内容は千差万別で何から取り掛かってよいのかわからないといった声もお聞きします。その場合は他の教会の事例を閲覧することからはじめられるのがよいでしょう。
出来上がりのイメージはできても、その取り掛かりや製作途中の進め方はなかなかイメージしにくいものです。
下の手順はあくまでも例ですが、ご参考になさってください。
- 編集会議を開催しましょう
(ア) 編集委員会のメンバーを決定し、その役割分担を決めます。
(イ) 教会長、信徒総代、信徒会長のほか若いメンバー、さらに製作依頼する業者に加わっていただくのもよいでしょう。 - 方向性を決めましょう
(ア) 写真集、寄稿文、資料集約的形式など、またはその混在する内容にするなど、冊子の内容の構成を検討し、発行後の配布先やその数、さらには発行日を決定しましょう。
(イ) 方向性によって冊子の体裁や装丁が少しずつ変わってきます。 - 基本構成を決めましょう
(ア) 基本構成を決めるとは、いわゆる目次づくりです。掲載内容に合わせてその掲載順やページ数が決まってきます。 - 本の体裁を決めましょう
(ア) 方向性と基本構成が決まれば、本のページ数、装丁、部数等が見えてきます。このあたりで制作業者への見積依頼が可能となってきます。 - スケジュールを立てましょう
(ア) 製作業者と相談しながら、編集委員会のメンバーにその役割と期限を伝え、原稿の取りまとめ期限を決めましょう。 - 原稿依頼・資料収集をしましょう
(ア) 具体的に原稿依頼・資料収集に取り掛かりましょう。原稿を外部の方にお願いする場合は、発行時期や依頼理由に加えて、期限や文字数、写真提供の有無などもお願いしましょう。
※著作権・個人情報の取り扱いについては十分にご配慮ください。